自分のCDを作りたいと思ったことはありませんか?。
では、CDがどうやってできるのか?簡単にまとめたつもりですが長くなってしまいました。 少々お付き合いくださいな、、、。
まず簡単に全体像を
CDは音の記録をするものです。したがってCD=音楽 ではありません
講演会、朗読、その他残しておきたいものすべて、音があるものならば何でもCDにできます。
録音されたものを、色々な調整作業を経て皆さんがよく目にするCDができあがります。
出来上がるまでは様々な工程を順番にクリアしていき、完成します。
完成までの作業をいかに順番に書いていきます。
専門用語は使わず判り易く書いたつもりではありますが、少々長文になってしまいました。
お付き合いよろしくおねがいします。
※ 印項目にはリンクがあります。
以下少し細かく
@ まず必要なものは音源です
音楽ならば音楽のCD様にスタジオなどで精密に録音されたもの。これらはマルチトラック
録音と言って各楽器にそれぞれマイクを立てて録音一つ一つの楽器を鮮明に収録します。
また、ライブでも同じようにそれぞれにマイクを立てますが、スタジオ録音とライブ録音
の大きな違いは、”良いところを繋ぎ合わせられる” or ”一発勝負”。
ライブ録音の場合はミスがあってもそれの修正はできません。
逆に、スタジオ録音はミスは録り直しができますが、時間と集中力が必要です。
スタジオ録音の場合は録音機材がその場にある事がほとんどですが、ライブ録音の場合
は録音機材一式を持ち込まなければいけないケースがほとんどです。
いずれにせよマルチトラック録音という方法は、この後録った音をステレオチャンネル
にまとめるミックスダウンという作業が必要になってきます。 ※ ミックスダウン
A 朗読などはスタジオで収録収録もしますが、普通の部屋などでの収録も可能です。
講演会などは当然ライブ録音の範疇に入りますが、たいていの場合そのままステレオ
録音をしてしまうので、基本的にミックスダウンの作業は不要ですが、必要な部分を
取り出す編集作業が必要になってきます。
B 修復作業:
いちばん判り易いのは古いオープンテープが出てきたのでCD化したい。かな?
あとは好きなLPレコードが聞きたいのだが、ノイズが多くて何とかしたい。などなど。
色々な種類のノイズ除去ソフトウエアを使ってノイズを除去します。
デジタル化してしまえばひとまず大丈夫。 ※ 修復
C マスタリング:
色々な形の編集作業を経てステレオ素材が出来上がります。
その素材はまだ完成品ではありません。なぜ完成品ではないか、、?
それは、必要な最終形に沿って音色、音量などの調整が出来ていないからです。
音楽ならば必要な音楽性に沿った微妙な音色の調整、必要ならば音圧を上げる。
人の声ならば、聴きやすい音量、音色。
それらを素材の最終形のほしい形に合わせて微調整をして作り上げるのが
マスタリング作業です。
音楽に関して言うとどんなメディアにするかで少しづつ違います。
CDにするのか、mp3にするのか、iTune に上げるのかなどなど、最終形によって
調整する部分は少しづつ違うので、それに沿って作業をしていきます。※ マスタリング
D プリ マスタリング:
CDになった時、曲によって音量が大きかったり、小さかったりするとそれはマズイ事
ではあります。プリ マスタリングは曲順に並べて必要なところにはフェードイン/フェード
アウトの処理をし、各曲の音量を揃えてレイアウトをする作業です。
また、自分でPCを使って CDR に焼いて終了! と言うならば別ですが、それをプレス
しようとすると話は違ってきます。
工場に出すには色々な規格とルールに沿ったマスターを納入しないと工場は受け付けて
くれません。
したがって、適正なフォーマットで音源はデータエラーも起きていない、必要な情報が
間違いなく書き込まれている、などをクリアしてはじめてプレス工場にデータ納品する事
が出来ます。それらの作業を プリ マスタリングと言います ※ プリ マスタリング
E CD制作/パッケージ
今まで話として大まかにCDを作る投げれをお話ししてきましたが、ここから先が本当の
意味でのCD制作になります。
最終的に音を世に送り出すには、何かのメディアの形にしなければなりません。
そこでCDのパッケージという作業が関わってきます。
ジャケットの形を選び、デザインをし、プレスされたCDをパッケージし、そして初めて
皆さんのよく見るCDというものが世に出てきます。
別な言い方をすれば@〜Dまでの話がCD制作というものであり、この部分はCDの作成
と言った方が判り易いかもしれません。 ※CD制作/パッケージ
つらつらと書いてきましたが、CDを作る と言う行程の概要は判っていたでしょうか?
これらの作業を Studio922 では一括して行っています。
そりゃぁ ある程度お金はかかりますが、自分CDを作る事はそんなに大変な事でも
ありません。「作ってみたいんだけどなぁ」なんて思っている方は一度お越しください。
おまちしております。