ミックスダウンとは
今井のミックス感。 どこかでも書きましたが、音楽人生はPAから始まっています。 始めたばかりはボウズでステージをひたすら走っていましたが、修業時代が終わり ハウスMixも10年やればミキサーが自分の手の一部になっていましたね。 「音が立ちあがってくる。」という風に言う事がありますが、あれ本当にフェーダーから 指に音が上がってくるんですよ。ホントに。 レコーディング畑の出ではないので、そちらの人から見ると ヘンなの と思われるかも しれませんが、またそれも良し! と思ってます。 「今井の音はすっきりまとまったPAミックスがモニターから出ている。」といわれることもあ ります。 マスタリングの所でも書きましたがここでの編集作業は [88.2k24bit]で すべて行っています。自分が録音⇒Mixまで請け負うときは 88.2/24 で録り作業終了時 (マスタリング終りまで)に初めて44/16にコンバートし、プレマスター作業に入ります。 それも、PC内でダウンコンバートするのではなく、DA/ADでマスターレコーダーに44/16で 書き込み、それを並べて1枚のCDの元を作ります。ひと手間掛けているんですよね。 プラグイン というものクセもので、コレクションの様に集めては見たものの、お気に入りは は大体決まってきてしまいます。まぁ買ったときの動機が不純で Weekend Sale かなんかで この間 $ xxx だったのに今週は $ xx かぁ かってまお! ってな具合ですからね。 普通のデジタル卓はある意味楽です。あるものしか使えないから。 DAWとなると、まずオーディオデータを貼ってみる。で、まず全体を聴いてみる。 あぁこんな曲ね が掴めたら、もしアコースティックなやつならばこの EQ と コンプ。 リバーブはどれにしようか?から始まって、オーディオチャンネルが 40ch もあれば、グループ 組んで、リターン組んで、大体チャンネルストリップが5,60本くらい。 27インチのディスプレイ2枚がストリップで埋まってしまいます。 たとえば Kick。プラグインで気に入った感じにならなければ、どんどんアウトボード挿し ちゃいます。そんなんでまたストリップが増えて、、、、。 そんなこんなで半日ががり。昼から始めてもう外は真っ暗です。 ちなみにミックスダウンという言い方はヨーロッパ方面、アメリカ方面ではトラックダウン とよく言います。まぁどちらも同じ事を指しているんですけどね。 ネタはいろいろあるのでまた何か思いついたら書きますが、今日はひとまずこの辺で、、。 |
//データの入稿にあたって// 各トラックデータのチャンネル数には特に制限はありませんが書き出しの際は必ず頭を揃えてください。 また書き出し方法ですが、曲を作って小節の頭から揃えてもサンプルとしては、ずれが起きる事が たまにあります。 はっきり判るほのどズレではありませんが、ノリが何となく違う感じ、どうも作った時の感じと違う。 などが出来上がり時に起きる事があります。 DAWソフトによって違うでしょうが、必ずグリッドはサンプルで区切られた状態にして 書き出しを行ってください。 音源データは必ずしも 96k/24bit である必要はありませんが、なるべくハイレートでお作り ください。48k/24bit でも構いません。 96k24以上は対応しておりませんので悪しからず m(_ _)m こちらにも作業手順などが書かれています。ご覧ください。 ⇒ ガイド |